Archive for the '消費者金融の一本化への道のり' Category

消費者金融の一本化は有効なのかを支払い方法について考えてみる

前回、消費者金融の借入を一本化し銀行系の支払いに変えた場合、残高スライドリボルビング方式になるという話の続きです。

例えばこんな感じです。
100~200万円ならば毎月3万円の支払いで良い
50~100万円ならば毎月2万円の支払いで良い
50万円以下ならば毎月1万円の支払いで良い

まず銀行系で最初200万円借りて、残高が100~200万円のときは3万円返済していき、残高がだんだん減ってきますので100万円以下になれば、毎月の返済額が2万円になります。
そこでまた残高が50万円以下になると、たった1万円返済すればOKです。
消費者金融の借入を一本化してなおかつ、月々の支払額が安くなるなんて、銀行による一本化の方法の残高スライドリボビルビングこれはすごいと思った方は、ある意味で正解ですが、でも残念とも言えます。

消費者金融の一本化は有効なのか消費者金融の業者の形態考える

前回、4社の消費者金融の支払いを一本化した場合、消費者金融の会社に月々約7万円の支払いが発生する話をしていましたがその続きです。

多重債務を一本化してくれる業者の形態を見ていきましょう。
その1・・・銀行系ローン会社で保証人が不要な場合
その2・・・消費者金融で保証人が不要な場合
その3・・・消費者金融で保証人が必要な場合

もし仮にその1の銀行系で一本化された場合には、毎月の返済額は30,000円で完済まで返済を続けていけば良いのです。

月々の返済が約4万も減るので、目に見えてよくなっているように思えますが、よく考えてみてください。

今までの消費者金融からの月々の返済額は一本化により減りますが支払い回数が145回払いになりますので、これを年単位で表すと12年と1ヶ月になります。
これは小学校~中学校~高等学校が卒業可能なプランです。

しかし、利息は当然のことながら銀行系の方が安くなります。では前回のA社B社C社D社と銀行系の利息の合計を求めると、ABCD社:約115万円で、銀行系 :約140万円なんと約25万も減るのでとてもいいのですが、しかしだめなのです。

言葉は悪いですが、借金なれしている皆さんご存知かと思いますが、各銀行系はこぞって残高スライドリボルビング方式という多重債務者向けの返済方法と決められています。
これは借りている金額に応じて毎月の返済額がスライドするシロモノです。

消費者金融の一本化は有効なのか実際に例を挙げて考える

ココエイなどの消費者金融からのキャッシング借入が増えてくると毎月の返済額が増えて苦しくなってきます。
そこでよく聞くのが、おまとめや、一本化が気になってしょうがないのではないでしょうか?

おまとめや、一本化してホントに楽になれるものなのか?
楽になれたとしても、本当におまとめなんかしてくれるのか?

おまとめや、一本化といった言葉の響きがかなり心地よいと思ったそこのあなたはきっと立派な多重債務者でしょう。

大手の消費者金融は他社3件で借入をしている場合、多重債務者というレッテルを張られてしまうので恥ずかしがること何もないです。

まず、おまとめや、一本化でホントに楽になるのか検証してみます。

例えば消費者金融4社で各50万円ずつ借りているとします。
実質年率や返済額の内枠はこんな感じで検証します。

たとえば
A社の場合:27.375%で毎月20,000円の48回払い
B社の場合:25.550%で毎月15,000円の60回払い
C社の場合:29.200%で毎月17,000円の60回払い
D社の場合:29.200%で毎月17,000円の60回払い

毎月合計すれば69,000円も消費者金融の会社に支払いをしています。
この約7万の支払いがキツいと思っている方は多いかと思います。
で、おまとめや、一本化すれば、なんとなく毎月の返済額が減る気がするでしょう。
ではおまとめしてくれる業者は銀行系や信販系、消費者金融系など多数あります。

次回からおまとめしてくれる会社を見て行きましょう。

消費者金融を一本化する為に東京スター銀行のおまとめローン紹介

完済人になろう!複数のローンをひとつにしよう!というキャッチフレーズを、テレビコマーシャルで見ますが、東京スター銀行のおまとめローンは、一本化するための借り換え専用の商品です。借り換え対象として、消費者金融だけでなく、自動車ローンやクレジットキャッシング・ショッピングなどの無担保ローンについても含まれます。

消費者金融を一本化した場合にどのようなメリットがあるかについてご説明すると、消費者金融の金利は100万円未満の場合は18パーセントの実質年率で利用している方が多いですが、東京スター銀行の場合だと最大でも14.8パーセントの実質年率であり、大口の融資の場合は最低実質年率1.2パーセントが適用されます。

実質年率だけでなく、返済期間も7年と毎月の支払いを最大で84回に分割して支払うことができるのです。消費者金融の場合は、36回から多くても60回ですよね。

つまり金利が下がり毎月の支払いが減額されるというデメリットが無いプランです。

さらに一本化というと多重債務になっている方専用のようなイメージをお持ちの方が多いと思いますが、利用できる金額としては30万円から申込ができるのです。最大1000万円まで対応しているので、まだ申込をしていない方にはオススメです。

消費者金融の一本化を考える前の多重債務者の借り方調査結果2

消費者金融の一本化を考えつつ、何故多重債務がこんなにも増えてしまったのかという点を考えるべく、再び2006年に行われた国民生活センターの調査結果をご紹介させて頂きます。

①借り入れ先の比率

債務額の中で借り入れ先の比率で最も多いのは消費者金融の74.7%であり、次に信販会社の57.3%、住宅ローンを除く銀行からのローンは34.7%、なんと闇金が8.2%でした。

②借り入れ件数の比率

借り入れ件数をみると5~7件が最も多く35.5%、8~10件が27.1%で、さらに11~15件が13.9%と10件以上、5件以下が17.0%でした。

③借り入れ総額の比率

借り入れ総額で最も多いのが500万円以上の36.8%、300万円以上~500万円未満が34.5%、100万円~300万円未満が21.8%です。

さらにその中でも一本化、もしくは増額を提案をされた方の割合は61.7%でした。

あくまで多重債務に関する相談者のアンケートになりますので、自身で返済に何らかの障害があると感じている状況ですが、おおよその平均がわかりますね。

一本化を考える上で基準となるラインを分析すると、借り入れ件数は5件未満のうちに対策をした方が良いと考えます。消費者金融の借り入れが多いのは必要以上に借り入れを勧められた方が全体の38%いるようで消費者金融側の営業努力が数字に出てしまうと思いますが法改正による総量規制や貸付自粛という面で多重債務の割合は減少したという報告が金融庁からありましたね。そして8割程度の方が300万円以上の借り入れをしているという面で、300万円未満で一本化するなり、それ以上の借り入れを止めるなりひとつのラインであると思います。

この調査結果は実に興味深いので機会を見てまたご紹介します。