消費者金融一本化と、金融庁の多重債務者に対する意識
私が消費者金融一本化という言葉を耳にしたのは、2005年頃でしょうか。
2006年に国民生活センターが調査した全国の多重債務者の数は150万人~200万人いるとの発表がありました。これは全国の消費者センターに寄せられる相談件数からもうかがえる数値です。
ただ、1995年は6000件程度であった消費者金融に関する相談が、2004年は56000件程度と、約10倍増となっています。
これらの相談には消費者金融のみならず、クレジットカード会社の問題、ヤミ金融の問題も含まれていますが、初めての借入は75パーセント以上が消費者金融からのようです。
金融庁としても見て見ぬふりができない状況になり、2007年臨時国会により、貸金業法の見直しが強く求められて現在に至ります。
それまでの間、2003年にヤミ金対策のため貸金業法の罰則強化が行われ、2004年には破産法、民事再生法が改正されました。
そして最も厳格且つ効果的であった内容としては、2006年の12月から5段階に分かれて施工された貸金業法第5施行である総量規制、利息制限法の改正、出資法の改正です。
こうした中、銀行融資からの借入一本化や、消費者金融からの一本化ローンというものが、生まれた訳です。