消費者金融の一本化を考える前の多重債務者の借り方調査結果2
消費者金融の一本化を考えつつ、何故多重債務がこんなにも増えてしまったのかという点を考えるべく、再び2006年に行われた国民生活センターの調査結果をご紹介させて頂きます。
①借り入れ先の比率
債務額の中で借り入れ先の比率で最も多いのは消費者金融の74.7%であり、次に信販会社の57.3%、住宅ローンを除く銀行からのローンは34.7%、なんと闇金が8.2%でした。
②借り入れ件数の比率
借り入れ件数をみると5~7件が最も多く35.5%、8~10件が27.1%で、さらに11~15件が13.9%と10件以上、5件以下が17.0%でした。
③借り入れ総額の比率
借り入れ総額で最も多いのが500万円以上の36.8%、300万円以上~500万円未満が34.5%、100万円~300万円未満が21.8%です。
さらにその中でも一本化、もしくは増額を提案をされた方の割合は61.7%でした。
あくまで多重債務に関する相談者のアンケートになりますので、自身で返済に何らかの障害があると感じている状況ですが、おおよその平均がわかりますね。
一本化を考える上で基準となるラインを分析すると、借り入れ件数は5件未満のうちに対策をした方が良いと考えます。消費者金融の借り入れが多いのは必要以上に借り入れを勧められた方が全体の38%いるようで消費者金融側の営業努力が数字に出てしまうと思いますが法改正による総量規制や貸付自粛という面で多重債務の割合は減少したという報告が金融庁からありましたね。そして8割程度の方が300万円以上の借り入れをしているという面で、300万円未満で一本化するなり、それ以上の借り入れを止めるなりひとつのラインであると思います。
この調査結果は実に興味深いので機会を見てまたご紹介します。